修学旅行⑧ 被爆者体験講話
午後から、原爆被災者協議会館で、胎内被爆者である陸門良輔さんに被爆者体験講話をしていただきました。産声を上げたのは原爆投下から半年後。被爆したのは母の胎内であり、目撃もしていないし、記憶もないそうです。親、姉が時折話してくれた被爆体験を元に学徒動員先の爆心地近くの兵器工場で閃光を浴び、とっさに机の下に身を隠したそうです。多くの友達が命を落とす中で生き延び、倒壊した工場から外へ出たところ、周辺には皮膚がだらりと垂れた赤ちゃんを抱く母親の姿があったそうです。正に地獄だったそうです。生徒たちは生々しい原爆の悲惨さを知り、衝撃を受けていました。改めて戦争と平和について考えされれたことでしょう。



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